ごあいさつ

人の心の奥深くに関わっているものだから。
人の快適な毎日に必要なものだから。
畳を愛することは、もしかしたら、
自然を愛することなのかもしれません。
日本人の暮らしには、やはり畳。
その柔らかな色調と香は、
私たちにやすらぎと憩いを与えてくれる
心の豊かさなのです。

かつては平屋建がほとんどだった日本の住まい。
近年では建築工法の進展とともに、二階建、三階建、さらに高層住宅へとますます多様化しています。
また、生活様式も新しい感覚、自由な発想がボーダレスに取り入れられる時代です。

しかしながら、畳の価値は少しも色褪せることはないと思います。
むしろ暮らしの個性化や国際化が進むほど、私たちのアイデンティティのひとつとして、日本の伝統文化に根ざした畳は、その味わいをいっそうふかめていくのではないでしょうか。

創業以来培ってきた畳づくりを通して、建設業界の皆様とともに、住まいづくり、まちづくり、地域づくりのお手伝いをさせていただけることを誇りに。

松永畳店は、畳に関するさまざまな分野に挑戦しながら、これからの畳文化を追い求めてまいります。